• HOME
  • 「光に向かって」シリーズ紹介
  • 朝礼やスピーチで使える!名言集
  • 著者紹介
  • 読者からの声
  • 「光に向かって」の歴史

朝礼やスピーチで使える!名言集

就職活動
迷えば迷うほど努力がむだになると知ったら、最初に熟慮して決断し、断固努力で突きぬけるがよい。

迷うことなく自分の道を進んでゆくということは、なかなかに難しい

 ある晩、ネズミが桶の中に落ちた。とびあがって出ようと、最初は、おおいに努力したが、桶が深くてとても無理だった。
 そこで今度は、桶の側を食い破って出ようとかじり始めた。
 しばらくやっても、どうも側の木が厚くて硬くて食い破れそうもない。
 あわてたネズミは、場所をかえて、またかじる。
 ところが、やっぱりだめだった。そこでその場所をあきらめて、また次の場所に移った。しかし、ぶ厚い木は、なかなか、食い破れそうもなかった。
 さんざんに、報われることのない努力をしたネズミは、とうとう明け方近く、心身ともに疲れはてて、むなしく死んでいった。
 はじめ、かじり始めた箇所を、最後までかじり続けておれば、桶の側の板に、通りぬける穴ができたものを。
 世間には、このネズミを笑えない人が多い。
 一つのことに失敗して、また他のことに失敗し、転々と自分の仕事をかえてゆく人は、薄志弱行といわれる。

 もっとも、人間というものは強いものではない。
 迷うことなく自分の道に進んでゆくということは、なかなかに難しい。固い意志と、たゆまぬ努力が必要だ。
 迷えば迷うほど努力がむだになると知ったら、最初に熟慮して決断し、断固努力で突きぬけるがよい。

 入り口のほうは、とても入る余地のないようにこんでいる満員電車でも、奥へ入ってゆけば案外すいているものだ。
 入り口がふさがっているからといって、断じて絶望してはならない。

 西洋の、ことわざにあるではないか。
『転がる石には、苔が生えぬ』

出典

光に向かって 100の花束

高森顕徹 著
53話 より


新装版 光に向かって100の花束

高森 顕徹 著
53話 より
挨拶は、前向きに大きな声が大事
全文を読む
小を軽視する者は大を失う (大北鉄道会社社長 ジェームス・ヒルの言葉)
全文を読む
この峠が楽に越されたら、だれでも越して商売するから、あまりもうからないのだ。この峠が、もっと高くて険しければ、だれも、この峠を越えて商いをする者がいなくなる。それを越していけば、商売は大繁盛するのだ。 (江州商人の言葉)
全文を読む
人間の卒業式は葬式と心得よ。何事も、それでなければ成就できないぞ。 (品川弥二郎の言葉)
全文を読む
彼は一葉の紹介状も持参しなかったが、実に多くの、明白な紹介状をたずさえていた。 (ウールウォース商会幹部の言葉)
全文を読む
迷えば迷うほど努力がむだになると知ったら、最初に熟慮して決断し、断固努力で突きぬけるがよい。
全文を読む
お草履は手前のご主人、お風邪を召しては大変と存じまして……。 (木下藤吉郎の言葉)
全文を読む
少なくとも1日に1人を喜ばせよ。10年すれば、3650人を喜ばせることになる。一町村あげて喜ばせる、寄付金を出したのと同様だ。 (シドニー・スミスの言葉)
全文を読む
私は“どうぞ!”の一言と、そのほほ笑みに、すっかりほれこんでしまったのです。
全文を読む
ワシは、一職をうれば一職、一官を拝すれば一官、その職官に没頭して今日にいたったのだ。ほかに出世の秘訣は、なにもない。 (豊臣秀吉の言葉)
全文を読む
ページトップへ