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朝礼やスピーチで使える!名言集

就職活動
私は“どうぞ!”の一言と、そのほほ笑みに、すっかりほれこんでしまったのです。

「どうぞ」の一言とほほ笑みに、すっかりほれこんでしまった

 向かいの家へ、新婚夫婦が引っ越してきた。
「どうせ、このごろの女ですもの、ロクな近所づきあいもしないに決まっていますよ」
 奥さんが主人に話している。
 それから一週間ほどたったある日。
 その奥さんが、赤ん坊を抱いて表へ出ていると、ちょうど、うわさの嫁さんが帰ってきた。
「お寒うございます」
と、あいさつしてから、
「まあ、おかわいらしい赤ちゃんですこと! ばあ! まあ、あんなに笑って!」
と、やさしい笑顔で、赤ちゃんをあやした。
 するとどうだろう。
 その晩、例の奥さん。
「ねえあなた、他人ってわからないものねえ。今度、お向かいへ引っ越してきた新婚さんねえ、案外、感じのいい方だわ。私、すっかり好きになってしまった」
と、ニコニコしながら、主人に話したという。

 最近、あるデパートの食堂に働いていた、ウエートレスのA子さんが、一躍、某富豪へ、お嫁にもらわれていった実話がある。
 A子さんを見初めた、某富豪の老母の話を聞いてみよう。
「私が、あそこの食堂で、ちょっとした食事を注文したとき、運んできたウエートレスが、〝どうも、おまちどおさま〟と言って、お膳を私の前にすえ、さらに〝どうぞ!〟と軽く、ほほ笑んでみせました。
 その笑顔も、決していやしい媚びではなく、本当に女らしい愛嬌でした。
 たいていなら、〝おまちどおさま〟と言って、ただそこに置いていくだけなのに、その人は、〝どうぞ!〟と言って、チャンと前へすえ直してくれました。
 私は〝どうぞ!〟の一言と、そのほほ笑みに、すっかりほれこんでしまったのです」

 女の未来は、やさしい言葉と愛嬌にかかっているようである。

出典

光に向かって 100の花束

高森顕徹 著
13話 より


新装版 光に向かって100の花束

高森 顕徹 著
13話 より
挨拶は、前向きに大きな声が大事
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小を軽視する者は大を失う (大北鉄道会社社長 ジェームス・ヒルの言葉)
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迷えば迷うほど努力がむだになると知ったら、最初に熟慮して決断し、断固努力で突きぬけるがよい。
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少なくとも1日に1人を喜ばせよ。10年すれば、3650人を喜ばせることになる。一町村あげて喜ばせる、寄付金を出したのと同様だ。 (シドニー・スミスの言葉)
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私は“どうぞ!”の一言と、そのほほ笑みに、すっかりほれこんでしまったのです。
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ワシは、一職をうれば一職、一官を拝すれば一官、その職官に没頭して今日にいたったのだ。ほかに出世の秘訣は、なにもない。 (豊臣秀吉の言葉)
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