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朝礼やスピーチで使える!名言集

職場(朝礼)
それはムダだよ、フクロウさん。いくら所を変えたって、おまえの声を変えないかぎり、いく先の者はやはり、おまえを嫌うだろう。古巣を捨てる覚悟があれば、声を変える努力を。

ダイヤモンドになれると思った小石
自己を磨く

 金剛石が一個、川ばたの小石の群れに、まじっていた。
 一人の商人が、めざとく発見し、王様に売却した。
 王冠を飾った金剛石の輝きは、大衆を魅了してやまなかった。
 小石どもの耳にも、それが入ったので大騒ぎ。
 金剛石の幸運が、小石どもにはうらやましくて、たまらなかったのである。
 小石どもはある日、そばを通った農夫を呼びとめて哀願した。
「うわさによると、我々と一緒に、ここにころがっていた金剛石のヤツメが、都で、今では大出世しているそうです。アイツも我々も同じ石ですよ。我々だって、都へいけさえすれば、出世するにきまっている。どうか、都へ連れていってください」
 ふびんに思って農夫は、小石を荷に入れ、都へ持参した。
 望みどおりに小石らは、あこがれの都へはきたが、むろん、王冠を飾るどころではない。
 道路に敷かれて、毎日、多くの車のわだちに苦しめられ、後悔の涙にくれたのである。
 顔をしかめて飛んでゆくフクロウを、連れのハトが呼びとめた。
「おいおい、そんな、うかぬ顔して、どこへいく」
 さびしそうに、フクロウが答えた。
「知ってのとおり、この里の者たちは、悪い声のオレを嫌うので、所を変えようと決心したんだよ」
 くくと笑って、ハトは、
「それはムダだよ、フクロウさん。いくら所を変えたって、おまえの声を変えないかぎり、いく先の者はやはり、おまえを嫌うだろう。
 古巣を捨てる覚悟があれば、声を変える努力を」
と、忠告したという。

 自己を磨くことこそ、出世の要諦。
 輝く存在になりさえすれば、人も物も自然に集まる。

 己の、たゆまぬ錬磨を忘れて、出世のみを追い求むることは、かえって失敗の原因となる、と知るべきであろう。

出典

光に向かって 100の花束

高森顕徹 著
91話 より

新装版 光に向かって100の花束

高森 顕徹 著
91話 より
100パーセントの正直が出世の肝要
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人は城 人は石垣 人は堀 情は味方 仇は大敵 (戦国武将の言葉)
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川の水を飲み干すことができずとも、ノドの渇きは癒せるように、一切は自分の蒔いたもの、蒔かぬタネは生えぬと反省し、一つ一つ誠心誠意、できることから着実に対応してゆけば、思わぬ道が開けてくるものである。
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誠実安穏に暮らしていても時として、あらぬウワサや中傷に驚き、悩み苦しみ腹立つことがある。しかし、やがて時の流れが洗い出す事実は、名人の打つ太鼓のように遠く世に響くのである。
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それはムダだよ、フクロウさん。いくら所を変えたって、おまえの声を変えないかぎり、いく先の者はやはり、おまえを嫌うだろう。古巣を捨てる覚悟があれば、声を変える努力を。
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私は多年消防に従事していますため、火炎の色を見て、あれは木が焼けている炎だ、あれは金が焼けているものだ、ということがわかります。今あなたの絵を見ますと、炎の色が、確かに金物の焼けている色です。 (熟練消防士の言葉)
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原因が女であれなんであれ、最も団結を要する戦いに、幹部が不統一だということは、戦わずして負けたも同然だ。
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私は公開の席に出るには、1日50回、1カ月1500回以上の、練習をしなければ出演いたしません。 (音楽家・タルベルグの言葉)
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忙しい時間を活かすか殺すかは、その人の覚悟次第である。
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