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朝礼やスピーチで使える!名言集

職場(朝礼)
原因が女であれなんであれ、最も団結を要する戦いに、幹部が不統一だということは、戦わずして負けたも同然だ。

最初から負けていた
勝利のカギ

 数が勝利をもたらすことが多い。だがその数よりも勝利の要素がある。団結である。
 天下分けめの関ヶ原の合戦が、雄弁にそれを物語っている。
 徳川家康ひきいる東軍と、石田三成の西軍とでは、東軍が明らかに劣勢だった。
 明治時代、日本陸軍の指導にきていたドイツ軍の参謀が、関ヶ原の配置図を見て、
「西軍が負けたとは、信じられない」
と語ったエピソードがあるほどだ。
 両軍あわせて二万五千挺の鉄砲を集中した、当時としては、世界最大の戦闘である。
 その火力においても西軍が勝っていた。にもかかわらず、西軍が、なぜ敗れたのか。

 戦争の勝敗に決定的要素となる団結が、東軍に劣っていたからである。
 統率者の石田三成に人望がなく、加藤清正、福島正則といった秀吉子飼いの猛将たちに造反されてしまった。
 加えて淀君と、秀吉の正室である北政所の確執が、関ヶ原における西軍の小早川秀秋の裏切りを呼んだ。
 こんな状況では、最初から西軍は負けていたのと同じである。

 第二次大戦で独裁者ヒットラーのドイツが敗れたのも、同じことがいえる。
 一九四四年、ヒットラーは国防軍のしかけた爆弾で、あわや暗殺のピンチに立った。
 カナリス軍情報部長や、空軍大臣のゲーリングさえ、アメリカと通じあっていたのである。
 人望がなかったのは、ヒットラーばかりではなかった。
 戦争中、ナチスドイツの幹部が、女の問題でケンカをしていたという。
 原因が女であれなんであれ、最も団結を要する戦いに、幹部が不統一だということは、戦わずして負けたも同然だ。

 関ヶ原の西軍も、ナチスドイツも、団結という勝利のカギを失っていたのである。

出典

光に向かって 100の花束

高森顕徹 著
74話 より

新装版 光に向かって100の花束

高森 顕徹 著
74話 より
100パーセントの正直が出世の肝要
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原因が女であれなんであれ、最も団結を要する戦いに、幹部が不統一だということは、戦わずして負けたも同然だ。
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