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朝礼やスピーチで使える!名言集

結婚式
男のコンプレックスに、妻が土足で踏みこんではならない。ヤセがまんでは、すまなくなろう。

良妻と悪妻

 彼は、サラリーマンである。
 ひそかに彼が見くだしていたBが、人事異動で、同期から、初めて課長に昇進した。
 彼は、ショックを受けた。
 だが彼は、Bにかけよって、
「おい、おめでとう。よかった、よかった」
と、肩をたたいて握手を求めた。
 負けたくやしさを、無理にがまんして、まったく平気なように演技する。
 さらに、おきざられ組は、当然のように集まってBの祝賀会を催す。
 お互いに、ヤセがまんしたことを、他人に知られたくないという思いは同じである。
 屈辱を自覚するのが怖いのだ。ある線まででくいとめたい。男心は哀しいではないか。
 くたくたに疲れた祝賀会の後にも、まだ彼らには難関が残っている。
 家の玄関をあけると、奥さんが迎える。
「あら、また飲んできたのね」
「うん。Bが今日、課長になった」
「その祝賀会があったんですね」
 だれとだれが昇進したのかと、奥さんが追及する。
「同期が先に課長になったっていうのに、よくも平気でいられるわね」
「そりゃ同期の全員が、同時に課長ってわけにはいかんさ」
「なら、あなたがなればいいでしょ」
「いやあ、Bは優秀だからね。適任だよ。さあて、風呂にでも入って、ねようか」
「意地もなにも、ありゃしないんだから」

 ヤセがまんなしでは生きていけない、涙ぐましい男の胸の内が、まったくわかっていない。察しようともしない。
 聡明な奥さんなら、それに気づいたうえで、そっとしておく。悪妻はもちろん、気づかない。見せかけを真にうけて突っかけていく。

 男のコンプレックスに、妻が土足で踏みこんではならない。ヤセがまんでは、すまなくなろう。

出典

光に向かって 100の花束

高森顕徹 著
42話 より

新装版 光に向かって100の花束

高森 顕徹 著
42話 より
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